栄養ドリンクやエナジードリンクは逆に疲れをためる!

「眠いな!」「疲れたな!」そんな時、飲んでませんか?

徹夜明けなど疲れを感じると即効性の回復を求めて買っていませんか?

朝から、栄養ドリンクをグイっと一本飲むビジネスマンは少なくないでしょう。

しかし、疲労を科学的に解明する研究が進むに従い、栄養ドリンクやエナジードリンクでは疲れがとれないばかりか、逆に蓄積することがわかってきたのです。

栄養ドリンクはあくまで“非常食”であって、常用するのは百害あって一利なし!

 

なぜ、疲れがとれるように感じるのでしょう?

ドリンクに含まれている覚醒や高揚をもたらすカフェインなどの成分により、多幸感や快感に似た感覚が引き起こされ、疲労感がマスキングされるからです。

疲れがとれるわけではなく、疲れがとれたように錯覚する!だけなのです。

しかし、脳(自律神経)の疲労はとれていないので、疲れはためる一方になります。

 

栄養ドリンクに「疲れが改善する」という作用はない!

栄養ドリンクやエナジードリンクを飲むと「疲れが吹き飛ぶ」ということをよく耳にします。しかし、数ある商品のなかで疲労回復効果を臨床実験をして実証しているものは、ひとつもないのが事実です。あくまでも「肉体疲労・病中病後の栄養補給」といっているだけで、疲労回復を謳っているわけではないのです。

 

栄養ドリンクやエナジードリンクの怖さ!

①依存症になる可能性がある!

 成分として含まれているアルコールやカフェインは嗜好品のため。

②毎日飲み続けると糖尿病や肥満につながることも!

 糖分がたくさん含まれているものが多いため。

③薬との飲み合わせで障害を起こす危険性も!

 風邪薬や気管支拡張剤とカフェインを一緒に摂ると、相互作用により頭痛を引き起こすことがあります。また、睡眠薬や血糖下降薬(糖尿病治療薬)と一緒に飲んでしまうと、睡眠薬の効力が強くなり過ぎたり、血糖のコントロールができなくなることもあり得ます。

エナジードリンクの飲み過ぎで亡くなった人がいる!

 FDA(米国食品医薬品局)によると栄養ドリンクやエナジードリンクの過剰摂取による死亡事故がこれまでに13件起こっていると。とくに、子供の飲用には注意が必要だと、米国の小児科医学雑誌でも注意喚起されています。

 

決して栄養ドリンクを否定しているわけではありませんが、非常食はあくまでも非常食という考え方が必要です。疲れの正体を知り、自分の身体と疲れをコントロールしマネジメントしていれば、おのずと非常食に頼る機会は減ってきます。