「肩こり・頭痛」は謎のクセ『TCH』が原因かも⁉

TCH:Tooth Contacting Habit 訳すと「歯を接触させるクセ」!!

“意識せず上下の歯が軽く触れている程度の状態”のことをいいます。

歯ぎしりや歯を食いしばっている状態とは違います。

 

本来、上下の歯の接触は「会話」「咀嚼」「嚥下」の際に瞬間的に起こるもので、接触時間を合計しても1日5~6分程度と言われています。接触時間はいろいろ意見がありますが、多くても20分以下です。

 

 

TCHの何が悪いの??

軽く上下の歯を接触させることでも、その歯の歯根表面にある歯根膜という神経の圧迫、血流障害が起こっています。それによる歯の知覚過敏症状、歯周組織の変化、ダメージによる歯の噛み合わせ痛や動揺、浮き症状、やがては歯周病の進行にもつながります。

 

 

なぜ肩こりと関係があるのか??

TCHが肩こりを起こすのは、顎に関係しています。

噛み合わせ状態の持続は、耳の前にある顎関節の圧迫を引き起こし、血流障害・関節痛の原因となります。顎関節症発症の原因の一つです。

顎関節に長時間、力が加わるとそばにある咬むときに使う“咬筋”という筋肉が緊張状態に陥り疲弊してしまうのです。

咬む力が疲弊すると、それを補おうと周りの筋肉、首から胸にかけての胸鎖乳突筋や首上から肩への僧帽筋といった肩周りの筋肉が緊張し、疲弊すると肩こり認識するのです。

肩、首の筋肉の緊張は頭への血流を阻害します。この血流障害が、頭痛を引き起こす要因の一つになるのです。

 

 

 

TCHかどうかは簡単にチェックすることが出来ます。

まず、姿勢を正し正面を向いてください。

次に、唇を閉じてください。

この時、上下の歯は接触していますか?

接触している方はTCHの可能性があります。

 

 

 

TCHを改善するには!!

意識することが一番大事です!

ただ頭の中で意識しているのもいいと思いますが、シールなどを目につく所に貼るとさらに良いでしょう。シールを見たら「噛みしめをやめる」など自分で意識できる環境を作ると良いでしょう。

また、現代はスマホを操作している時間がとても長いです。無意識のうちに集中するため上下の歯が接触していることが多いので気を付けましょう。

 

癖を直すことは簡単なことではありません。

しかし、毎日の積み重ねが原因不明の肩こり・頭痛の解消になるかもしれません。

TCHの可能性があるな、と思った方はぜひ意識してみてください。