『油抜きダイエット』の結末!

油は肥満の敵で、「脂を落とす」「油を使わない」のがいいと思われてきました。

しかし、本当に油脂は摂らない方がいいのでしょうか?

 

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  若い女性やメタボの人は、やせるために油抜きダイエットをする人が少なくありません。ところが、髪がパサついたり、便秘になったという声も多いと思います。食物繊維やヨーグルトは食べているのに、便秘が解消されないと悩む人もいるでしょう。

 油脂のエネルギー量は1gあたり9キロカロリーです。約4キロカロリーの炭水化物やタンパク質に比べると確かに高カロリーです。摂取量を減らせば、ダイエット効果が期待できます。

 

 

健康には脂肪酸が必要!

 油を摂らないと、健康に必要な脂肪酸が摂れません。摂り過ぎは危険なリノール酸でも、必要量を満たさないと弊害があります。さらに、油が足りないと大腸内の滑りが悪くなり便秘にもなりがちになります。便秘が続けば、大腸がんの発症率も高くなります。日本人女性に大腸がんが増えている一因は、案外、「油抜きダイエット」が関わっているのかもしれません。解消法は、小腸で吸収されにくく大腸に届く、オレイン酸が豊富なオリーブ油の摂取です。

 

 

 ココナッツオイルで認知症予防⁉

 ココナッツオイルに仲さく含まれる中鎖脂肪酸が、脳のもうひとつのエネルギー源、「ケトン体」を効率よく作ることから、これが認知機能の復活に役立ったと考えられています。高齢になると食事量も減りがちで、油脂の摂取量も少なくなりますが、油脂のメリットを考え、適量を摂ることは重要です。

 

 

油にはこんな働きもある!

 ①生活習慣病を予防

 動脈硬化や高血圧、脳疾患などの生活習慣病を予防する効果があります。動脈硬化はいうなれば血管の老化現象です。オメガ‐3系脂肪酸DHAには血管の細胞膜をやわらかくする働きがあります。

 

②脳‐神経をコントロール

 脳の働きを活性化するEPADHA。脳の炎症を抑え、記憶と学習能力の維持に有効など脳の機能を守り、神経をコントロールする働きがあります。

 

③大腸がん予防

 オリーブ油のオレイン酸は、酸化しにくい油で、腸壁にやさしい作用があります。便の滑りをよくし、便秘を防ぐので、大腸内に毒素がとどまることで起こる大腸がんの予防にも効果があります。

 

④美肌や老化対策

 食べ物からしか摂れない必須脂肪酸であるリノール酸は過剰摂取は避けるべきだが、肌の保湿や炎症を抑える働きがあります。肌のバリア機能のアップに活かすべきです。ただし、酸化しやすいのがデメリットです。リノール酸を含むオメガ‐6系脂肪酸の1日の必要量は30歳以降の男性で10g、女性8gです。大さじ1杯弱が目安になります。

 

 

 

 皆さんは、普段どのような油を摂取していますか?

摂取のし過ぎやバランスの悪さやダイエットなどで油分を極端にカットしたりすると健康に悪い影響を与えてしまいます。

身体が正常に働く為には必要な脂質もあるので注意が必要です。